はじめに
OMO7高知に宿泊する前、高知城へ足を運びました。
実はよく調べてからいくと興味深いお城観光。私は日本の歴史にかなり疎いのですが、みなさんには足を運んだ際に楽しんでもらえればと思い、調べた内容を記事にしました。
また、子連れで行った際の注意点についてもお伝えしますね。
基本情報

所在地:高知県高知市丸ノ内1-2-1
築城年:1601年(慶長6年)
築城主:山内一豊
城の特徴:現存12天守のひとつ、本丸の建造物がすべて残る唯一の城
開館時間:9:00~17:00(最終入館 16:30)
入場料:大人420円、高校生以下無料
駐車場:最初の1時間370円、以降30分毎に110円
所要時間:90-120分程度
高知城の歴史
築城の経緯
高知城は1601年から三の丸が完成するまでの1611年、約10年ほどかけて、土佐藩初代藩主の山内一豊によって築かれました。
山内一豊は尾張国(愛知県西部)に生まれ、織田信長と豊臣秀吉に仕えた後、関ヶ原の戦いで徳川家康に味方し、その武功を讃えられ土佐一国を与えられました(拝領)。
しかし、当時の土佐の拠点は浦戸城で、湿地が多く、城の拡張が難しかったということで、高知城を築くことになりました。
築城から現在の姿に至るまで
高知城は1753年(宝暦3年)、高知城は大火に見舞われ、天守を含む多くの建物が焼失しました。
しかし、当時の土佐藩は財政難にあったものの、藩士や町民の努力によって約25年かけて再建されました。
現在の天守はつまり1801年に再建されたものですので、もともとのオリジナルを維持しているわけではありません。しかし、再建から200年あまり経ったいまでも、その佇まいは当時のままのようです。
高知城の特徴
現存12天守(国宝5城と重要文化財7城)

現在にも残存している店主は、寛延2年(1749年)に完成したもの。
日本全国には多くの城がありますが、江戸時代以前に建てられた天守が現存している城のことを「現存12天守」として知られています。
現存十二天守は、国宝5城と重要文化財7城に分けられます。
国宝5城:犬山城(愛知県)、彦根城(滋賀県)、姫路城(兵庫県)、松本城(長野県)、松江城(島根県)
重要文化財7城:弘前城(青森県)、丸岡城(福井県)、備中松山城(岡山県)、丸亀城(香川県)、松山城(愛媛県)、宇和島城(愛媛県)、高知城(高知県)
高知城はその中でも、本丸の建物がすべて揃っている点で特に貴重です。
なぜ四国に現存12天守が4つもあるのか?歴史から紐解いてみる
原因としてはいくつか考えられるようですが、以下の表に示すような歴史が関係しているようです。

【表の解説】
長宗曽我部氏が四国を統一したあと、豊臣秀吉の四国征伐(1585年)で領地を譲ることとなりました。 そして四国の各地に大名が配置され、築城されています。その頃は江戸幕府が始まる1600年頃で、高知城も築城は1600年に入ってからです。
400年という月日は長いですが、他の時代の城と比べ、江戸時代は歴史の中でも比較的新しいこともあり、現存している理由の一つとされています。
また、明治時代の廃城例や、世界大戦のときに空襲を受けにくい地域であったということも、当時のままの姿を残せている理由だそうです。
望楼型天守

高知城の天守は「望楼型天守(ぼうろうがたてんしゅ)」と呼ばれる構造になっています。
これは1階から上に行くにつれて少しずつ狭くなる特徴を持つ天守で、最上階には物見のための部屋(望楼)が設けられています。
この構造はとくに戦国時代の城で多く見られるもので、防御の役割だけでなく、周囲を見渡して敵の侵入をいち早く察知する目的もありました。
高知城の天守閣からは高知市内が一望でき、素晴らしい景色と当時の歴史とに思いを馳せることができます。
梅の段
梅の段には梅の木が植えてあり、私たちの行った時には梅の花が咲いてました。
この他にも、見どころのある場所がたくさんあります。

山内一豊の妻・千代:功名が辻

高知城を築いた山内一豊の妻・千代は、夫の出世を支えた賢妻として有名です。
千代が貯めたへそくりで名馬を買い、一豊が出世するきっかけを作ったという話は、仲間由紀恵主演のNHK大河ドラマ『功名が辻』でも描かれていました。(両親が見ていましたが、私は見ていません)
三菱商事のマークの由来

高知城は土佐藩の政治・軍事の中心地であり、幕末には坂本龍馬や武市半平太などの志士たちが活躍しました。岩崎弥太郎は1835年に土佐藩の地下浪人の家に生まれ、幼少期を高知で過ごしました。
岩崎弥太郎は、土佐藩が財政難に陥った際、海外貿易の要として能力を発揮し、のちに三菱財閥を立ち上げるのです。
実は現在有名な三菱マークは、岩崎弥太郎の家紋「三階菱」と山内家の家紋「三ツ柏」を組み合わせたもので、明治43年に現在の三菱マークになったようです。
三菱商事といえば、投資をしている人なら大好き、「5大商社」の一つですね。
私も株主ですが、こんなところで繋がってくるとは。こうした発見は、国内旅行ならではですね。
子連れで行く時の注意点
ベビーカーはあまり推奨できない
今回写真はありませんが、基本的に移動は階段になります。
そのため、ベビーカーでは行かない方がいいでしょう。
高知城の入り口付近、トイレのすぐ近くにコインロッカーがあります。
(100円必要、返却されるので実質無料)
ここに1台だけ、ベビーカーを留めておけるチェーンがあります。
私たちは平日に行ったので使用できましたが、観光シーズンにはおそらく使えませんから、ご注意ください。
子供を連れて急な階段を登れるか、、?

大人はスリッパを履いて移動になりますが、子供は靴下での移動です。
息子は2歳で、一応滑り止めのついている靴下を履いています。

ただ、階段は写真のようにかなり急です。
子連れの場合は、十分に気をつけてくださいね。
今回の記事・旅の参考書籍
新もういちど読む山川日本史
歴史の教科書を出版している、山川出版。
高知城に関する記述は実はあまりありませんが、その周辺の戦国時代の終焉と江戸時代へと変遷する時代に関して勉強できたので、買っておいてよかったなと思います。
みなさんも、旅行の際にはその地域の歴史を一度見ておくと、より一層楽しめるのではないでしょうか。
るるぶ 高知
あとはみなさんお馴染みのガイドブック。網羅的な旅行情報があるので、おすすめです。電子版はかなり便利。仕事の合間、通勤時間、育児の間でも確認できます。
ことりっぷ高知
ことりっぷはかなりコンパクトに情報をまとめてくれているので、旅行前にはよく使います。サイズも小さいので、持ち運びに便利です。
まとめ
高知城は、歴史や文化を肌で感じられる貴重な観光名所です。
この記事を参考に、少しだけ調べて訪れるだけでもより一層楽しめるはずですので、ぜひ予習してから行ってみてくださいね。
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