同僚から最近、NISA制度が改正されたことを受けてからか、株式投資について質問されることが増えました。
そもそも、私自身は株式投資を本格的に初めて1年程度のまだまだ初心者ですが、
このブログは日々忙しくしている勤務医が、実際に私の考えをもとに
「投資スタイルを考えるうえで重要な前提条件3つ」
ついて、簡単に解説していきます。
参考にしていただければ幸いです。
まず、前提条件3つ。
- 忙しいため、頻繁な株式売買は難しい
- 医者は維持費や教育費もかかる傾向があり、ゆとりを持てるようにする必要あり
- 将来的に収入はうなぎのぼりというわけではない
投資スタイル:ETF、投資信託、日本個別株だけでok
- ETF(上場投資信託):分配金が定期的にもらえ、多数の企業への分散投資になる。手元資金(キャッシュフロー)を増加させるのに有効。株価上昇による売却益も狙える。
- 投資信託:キャッシュフローは増えないが、完全放置で総資産増に貢献。多数企業への分散投資が良。
- 日本個別株:為替リスクゼロで好きなポートフォリオを組める。銘柄によってはキャッシュフロー増に貢献。日本企業を応援できる楽しさがある。多くの銘柄を購入すれば、分散も可能だが銘柄選びが少し手間。
「これから投資を始めようかな、でも何が一番いいのかわからない」
といった人には、まずこの3種類をお勧めします。
最低限の勉強をすれば、投資を始めること自体は難しくありません。
私の投資法は「配当金」を得ることを目的とした、「高配当株投資」がメインですが、投資信託については将来のための資金という位置づけでやっています。
投資軸をしっかりと考えておくことはとても重要ですので、
投資法を考えるうえで重要な前提条件を3つ、お伝えします。
前提①:株の売買は頻繁にできない
まず前提として、大学病院に勤めている勤務医には研究や学会、論文、そして大学の様々な雑務、会議、なんと会議のための会議などで家に帰るのが遅いし、
さらに当直、オンコールもあり、驚くほど時間がありません。
そんな忙しい毎日の中で、株価も大きく変動していきます。
毎日値上がりする株を探して、株の売買を日中に行うことは困難です。
そのため、放置しておくことで自動で利益を得る、という手法が適切だと思います。
前提②:医師の維持費・教育費は高い。生活にゆとりを生む、高配当株式投資がおすすめ
私のやっている投資法の主軸は、定期的な配当金という収入を得ることで、
「生活にゆとりを生む」
「副収入という別の収入を得る」
ということを目的とした、「高配当株投資」です。
医者である以上、専門医を取得する人は多いと思います。複数の専門医資格を持てば持つほど、その取得更新とに年間10-20万円程度かかる場合が結構あります。
医者は維持費が高い、という悲しい現実です、、、
また、子供がいる家庭であれば、医学部進学も考えることになりと思います。
私立医学部ともなれば、数千万円が必要になります。
その中で、配当金という副収入があることが、生活を支える一つの柱となってくれます。
いろいろ言いましたが、簡単にいうと、
「汗水たらして働いて稼いだお金たちにも、汗水たらして働いてもらう」
というのが私の投資軸の一つです。
前提③:勤務医である以上、将来的に収入は減る可能性がある
30-40代の働き盛りの勤務医が収入の上限を迎え、そのあとは病院によっては低下する恐れがあります。
それは、当直回数の減少や、管理職に昇進した場合に時間外手当がなくなる、バイトができなくなるなどといった原因が考えられます。
収入に関しては病院による差などはありますが、
少なくとも配当金という副収入を得ること、そしてインフレに負けない将来資金を作っておくことにより、「生活の安定性を高める」ことができうるだろうと思います。
さいごに
この記事では、勤務医が投資をこれから始めるうえで重要な前提条件について解説しました。
今後の記事では
- 個別株選定の仕方
- ETFのおすすめ銘柄
- 人生におけるお金との向き合い方
などをテーマに、勉強もかねて解説記事を載せていきたいと思います。
これを書いているときは、記事を見てくれているのは私の妻1人だけです笑
明日も多分そうでしょう。笑
今後、だれか知らない方の目に触れて、参考にしてもらえると嬉しいです。
おわり
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