姓名判断を使って命名するとき、一番大事なこととは?

男性医師の育児

我が子が生まれてくるにあたり、全てのプレパパ・ママにとって、大きな仕事の一つである
命名はとても嬉しくもあり、一方でとても悩ましいことです。

子供が一生名乗っていく名前ですし、私も

わたし
わたし

どうやって名前を決めるのが一番いいの?

と、とても悩みました。

姓名判断だと使いたい漢字が使いにくい、、、

第一子の出生前、子供の名前に入れたい漢字がありましたが、姓名判断に従うとどうしても字画がよくありませんでした。

しかし私の周りで子供が生まれた人に聞いたところ、
ほとんどの人が姓名判断を参考にしていたのです。

やはり姓名判断に従うべきなのか、それとも自分が使いたい漢字を使うべきなのか、
人に聞いているうちにどう決めたらいいのかよくわからなくなってしまいました。

そんな中、

「そもそも姓名判断はなんなのか、それに従う必要があるのか?」

という疑問を持つようになり、命名の際に最も必要なことは何かと考えた結果、自分の中で一つの結論にいたりました。

今回は命名の時に重要なこととは何なのか、色々考える中で行き着いた私自身の結論について、

プレママ・パパに向けて参考になればと思い、考えた過程を記事にすることにしました。

まず、姓名判断はなんなのかを調べて考えてみました。

簡単にいうと姓名判断は占いの一種で、名前を5つの「格」に分けます。
「天格」、「人格」、「地格」、「外格」、「総格」
この5つの「格」の組み合わせで、その人のいわゆる運勢(対人関係、気質、将来性など)を占うというものです。

古代中国の陰陽五行説が起源と考えられており、中国4000年の歴史の中で培われたものです。
ただ、姓名判断はデータの裏付けがあるわけではなく、字画のよくない人であっても、社会で成功を収めている人は多く存在します。

さらにいうと、現在では様々な流派が存在しているようです。
つまり、「姓名判断」というもの自体が確固たるものというわけではなく、

命名の時の考え方の一つ、という考え方ができるのではないでしょうか。

姓名判断に込められた思いとは?

姓名判断は科学的ではないものの、命名の時の考え方の一つです。

少なくとも人類皆同じだと思いますが、

「我が子に幸せになってもらいたい」

という願いが込められているのだと気づくようになりました。

命名のプロセスを通じて、わたしは

「個人を特定する名前を与える」という単純なことではなくて、そこに

「親の願いを託すもの」だと考えるようになりました。

つまり姓名判断というのは

「より良い人生を過ごしてほしい、幸せになってほしい」

という親の願いや愛情を表す方法の一つなのだと考えるようになりました

そしてさらに、必ずしも

姓名判断はあくまで名前を考える上での参考の一つに過ぎない

という結論に至りました。

今までは姓名判断を重視する「周りの意見」、「自分自身が名付けられた経緯」などの影響でどうしたらいいのかが分からなくなっていた時もありました。

しかし、

「一つ一つの文字に込める意味」

「我が子に託す想い」

これを命名の時に、親が自分自身と向き合うことで、

他人ではなくて親(自分たち)自身が子供にどんな人間になってもらいたいと考えているのか?

ということを考えることが最も重要なことだと気づきました。

また、その命名のプロセスもきちんと子供に伝えられるようにすることもとても大事だと思います。

なんとなくですが、

命名のときの私たち親の考え方が、今後の子供への接し方や教育方針の基礎の一つになるようにも感じています。

また、パパ、ママが二人ともいる場合は、一人よりも二人で悩んだほうがどのように命名をしていくのかも考えがまとまるので、しっかりと両親で一緒に考えるということも、とても大事です。

結局、子供の命名に際して私は姓名判断は利用しませんでした

ただ、これはあくまで私個人の意見であり、みなさんはそれぞれで意見をお持ちのはずです。

子供の幸せを願うという親の気持ちは昔も今も変わらない、普遍の真理です。

しっかりと考えた上であれば、どういった命名の仕方であったとしても、

基本的に全て間違いではないのだと思います。

そもそも、こどもの名前にたった一つの正解なんてものはありません。

少なくとも、

自身がつけた名前が一番いい名前だと考えられるほどに、事前に考えることが大事です。

あとは命名の際には戸籍法をしっかりと遵守し、あり得ないような常識はずれのキラキラネームだけは避ければ良いと思います。

私たち父親はお腹に我が子を宿すことはできませんから、命名は子供のことを深く考えて意識する最初のイベントです。

生まれてくるこどもはどんな子であれきっと可愛いものです。
初めて会うその日のことを想像して、どんな名前にするか、どんな子に育って欲しいのか、ご家族と一緒に考えてみてください。

そして、その後の育児もファイトです!ぜひ体調に気をつけてくださいね。

おわり

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