勤務医が抑えておくべき投資商品はこの3つだけ:「ETF」、「投資信託」、「日本個別株」

こんにちは。

今回は勤務医の自分が実際に投資している投資商品について、ご紹介します。

正直、

  • ETF
  • 投資信託
  • 日本個別株

の3つだけで十分だと考えています。

なぜなら、忙しいからです。

勤務医が株式投資を始めるうえでの前提条件については、別記事で紹介していますので、もしよければ参考にしてください。

なお、事前に知っておかなければいけないのは、株式投資には

株価変動、元本割れリスク

円→ドルまたはドル→円に換金する際に生じる為替変動リスク

最悪の場合、業績不調による企業の倒産リスク

などがあるということ。各リスクについては別記事でも解説をしていきたいと思います。

なお、この後出てくる「リスク」という言葉は、一般に病院で使用される「危険性」ではなく、「将来の不確実性」のことを指します。

「投資信託」の部分は、お金をファンドというプロの投資家へ預けて、その資金をもとにプロが「日経平均」や「TOPIX」、「NYダウ」や「S&P500」などの指数に連動した投資成績を目指す、というものです。

つまり、プロがいろいろ勝手にいい感じで運用しておいてくれる、ということです。

また、ETFは簡単にいうと「様々な企業の株をセットで購入できるもの」で、日々の株式市場において評価額が毎日変動します。

株式市場に上場しており、それ自体が株式と同様、リアルタイムに日々値動きするため、「上場投資信託」と言われています。

このETFの良いところは、なんといっても「分散投資」「定期的な(年4回ほど)分配金」です。

分散投資とは、複数の銘柄へ投資することを言います。

一つの企業や銘柄に多額の資金を投入するのはリスクが高く、その企業が倒産したら、私たちの資産もすべて吹き飛びます。

そうならないように、「一つのカゴに卵を盛るな」という投資界隈では有名な格言があります。

「一つのカゴに卵をたくさん入れると、そのカゴ(銘柄)が壊れてしまったら、卵はすべて無駄になってしまいます。そうならないよう、たくさんのカゴ(銘柄)に分けておくのがいい。」

ということです。

ETFは1銘柄買うだけで、数十から数百社の株式を購入したのと同じように、分散投資が可能です。

特に米国のETFを推奨している理由を簡単にいうと、

「今後も長期的に安定した成長が見込める市場である、アメリカ企業へ投資することで長期的にはメリットになりうる」

「手数料は安く、なおかつ定期的な配当金が手に入る」

というところが大きなメリットです。

デメリットとして為替リスク元本割れリスクがあります。

円安が進行している現在、今後円高になることで、資産が大きく減少する恐れがあります。(為替リスク)

さらに、アメリカは大統領選挙が控えており、結果によっては大きな政策変更がありうるため、そういった政治的なリスクも伴います。

しかし、分配金が定期的に(年に4回ほど)手に入る、ということは、キャッシュフロー(収入)が増えるということです。

普段の給料に加えて、配当金が口座に振り込まれるというのは、ボーナスみたいでとてもうれしいものです

銘柄をしっかり選んで購入したら、あとは放置しておけばokです。

投資信託はETFとほぼ同様で、上場しているかが異なります。また、投資信託の基準価格は1日1回決められており、かつ翌日にしか反映されない、という点も異なります。

しかし、私たちにとってそれはあまり関係はなくて、

投資信託からみたETFとの違いとメリットは

  • 毎月自動積立できる(新NISAの積み立て投資枠では投資信託が対象になっていることが多い)
  • 分配金は自動で再投資してくれるので、複利が効く
  • 結果、総資産の増加が早くなる

という点です。

ETFのように分配金は出ませんが、その分、資産の増加スピードは速まります。

これが「複利効果」というものです。

これは、例えば5%の年利がついたとしたら、100万円を投資した後、

1年後には105万円

2年後には110万円

10年後には162万円

といったように、資産の増加スピードがどんどん上がっていきます。

ETF同様、価格変動・元本割れリスクを伴う点には注意が必要です。

しかし、長期的(15-20年)投資を前提としていれば、元本割れする可能性は極めて低くなります。

これも、銘柄をしっかり選んで購入したら、あとは放置しておけばokです。

トヨタやJT、三菱UFJ銀行など、日本企業の株式を直接購入することです。

自分で気に入った銘柄を購入することができるという大きなメリットがあります。

(ETF、投資信託ではファンドが銘柄を選定します)

個別株投資には、

その企業がどういった価値を世の中に提供しているのか?

経営状況は安定しているのか?

今後の成長性はどうなのか?

など、様々な観点から企業分析をして、購入していくというプロセスがあります。

私自身、まだまだ勉強をしなければならないと思っています。

しかし、

「こんな仕事が世の中にはあったのか!」

「あれもこれも、実はこの企業が作っていたものなのか!」

と、一般的な就職活動をしていない医師からすれば、新しい発見の連続です。

勤務医として働く中で、

社会から隔絶されたような、閉塞感のようなもの

を常々感じていたので、この個別株投資を通じて、社会とつながっているような気がします。

もちろん、目的は「配当金」を得るためです。

基準にしているものがいくつかあるので、こちらについては別記事で解説していきます。

銘柄の入れ替えは定期的には必要になりますが、銘柄をしっかり選んで購入したら、あとは放置しておけばokです。

この記事では、投資をこれから始めようとする勤務医には何を勧めるのか、

そして、その内容について簡単に説明しました。

もう少し内容を掘り下げて、今後の記事では

  • 個別株選定の仕方
  • ETFのおすすめ銘柄
  • 人生におけるお金との向き合い方

などをテーマに、解説記事を載せていきたいと思います。

これを書いているときは、記事を見てくれているのは私の妻1人だけです笑

今後、だれか知らない方の目に触れて、参考にしてもらえると嬉しいです。

そんな日は来ないかもしれませんけどね笑

おわり

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